骨折治療は次のステージへ

3Dギプスは骨折治療の技術革新です

犬の橈尺骨骨折は3Dギプス治療で治せます

お知らせ

  • 秋の健康診断キャンペーン:2025年10月29日(水)〜11月15日(土)受付時間は午前中の診察時間と午後4時〜5時まで。検査項目は完全血球計算+生化学検査14項目で通常9600円が5600円で行えます。だだし、別途で診察料1000円がかかります。対象は健康診断用の血液検査で、病気の血液検査や手術前の血液検査は対象外です。
  • 当院で診察を行う犬猫はマダニ駆除を必須とします。
  • 闘犬(ピットブル、土佐犬、ブルテリア、ドーベルマンなど)や攻撃性がある大型犬の診療はお断りしています。

犬の前足骨折に対する3Dギプス治療法

当院は2018年に「3Dギプス治療」を確立し、日本全国から来院する犬の前足骨折の治療を行ってきました。

骨折治療は「骨を金属で固定する」時代から「自己の修復力で治す」時代へと変わり始めており、3Dギプス治療法はその先駆けとなっています。

3Dギプス治療法の特徴

  1. 運動制限なし
  2. 手術なし
  3. 最短日数で太く強く治る
  4. 治癒日数が予測できる

獣医師向け3Dギプス治療法の解説

3Dギプス治療法は、国際学術誌 MDPI “Animals” 特集号「小動物骨折治療の最先端アプローチ(Advanced Management of Small Animal Fractures)」に2本の論文を投稿し、「骨折治癒過程の可視化」と「年齢別の治癒日数の予測」の研究としてPreprints.orgに公開されました。1本目の論文では、骨折が治る過程を世界で初めて可視化し、骨がどのように再生し、どんな力によって治っていくのか――その仕組みを解明した本研究は、今後の動物医療のみならず、臨床整形外科と再生医療をつなぐ架け橋になります。2本目の論文では、世界最大規模の橈尺骨骨折の症例を、R解析してカプランマイヤー曲線で示し、年齢別の治癒日数を予測できるようにしました。この犬の骨折は何日後に治るーーこの予測も世界で初めて可能にしました。

Clinical Study on the 3D Cast Fracture Treatment Method Submitted to an International Journal

Ishijima Animal Hospital has developed a patient-specific, 3D cast therapy for distal radial–ulnar fractures in toy-breed dogs since 2018. This is a summary of two papers on 3D gypsum treatment ↓. It is an analysis data of the visualization of the fracture healing process and the world’s largest number of healing days. This 3D cast method is open for use and modification by veterinarians worldwide, as long as proper citation to「 Ishijima, 2025, Animals」, is included.


手術後のトラブル

手術回数や時間の経過に比例して骨は弱くなりますので早期に相談してください。

手術後の癒合遅延の原因はインプラントによる応力遮蔽と骨髄の血流阻害です。プレート固定による応力遮蔽では、手術後に年月が経ってからプレート下の橈尺骨の骨密度の低下や消失が顕在化します。インプラントによる骨髄血流の遮断では海綿骨が消失して皮質骨だけの骨になり、犬がジャンプしただけでも容易に再骨折します。二次診療施設で行なった手術でも例外はありません。


当院をご紹介いただく先生、動物病院さまへ

骨折直後の処置で治癒期間に影響がありますので、できるだけ早い日数での来院を指示してください。また、当院でもレントゲンの撮影を行います。

来院の流れ

連絡先

診察時間内なら電話連絡の方がスムーズです。時間外はメールでお願いします。

電話 04-7146-1047

メール ishijima2013@gmail.com

診察時間

アクセス

千葉県柏市豊四季130-22

    >いしじま動物病院3Dギプス骨折治療センター

    いしじま動物病院3Dギプス骨折治療センター

    院長、獣医師 石嶋茂夫
    千葉県柏市豊四季130-22

    保管業
    登録番号,第12ー2ー26号、登録,平成24年12月12日、有効期限,令和9年12月11日、 動物取扱責任者,石嶋茂夫